月刊釣ブロ

2006年 10月 11日 ( 1 )

2006/10/8  四国遠征3日目-夜-上げ


下げの力が弱まり、魚ッ気無くなったので一時休憩。

a0041128_6121486.jpg













トボトボと下流の支流の合流まで数百メーター歩き様子を見に行く。

しかし、どこも静まり返っているので一旦車まで帰ることにする。

すると、駐車スペースに新たな1台が。

アングラーが一人俺と入れ違いで、ポイントに入っていく。

スニーカーにウェストバック。地元アングラーのようだ。

俺は車で上げが効いてくるまで休憩。

の、つもりがまた一台ワゴン車が来た・・・

一旦車を降りて河川を覗き込む3人組。

すぐさまロッドを出すかと思われたが車に戻って出てこない。

時合待ちか?

今日は、ココで粘ろうと思っていた自分。

ここで3人にポイントに入られたら行く場所がなくなってしまう・・・・

コンビニおにぎりとお茶を流し込み早々ポイントに向かう。

潮止まりから約2時間くらい休憩しながら待っただろうか。

パイロットで投げたグース125F。

水面に浮いたラインがようやくユラ~と上流へ向けて小さな弧を描き始めた。

1:20amようやく潮がゆったりと動き始めた。

現金なもので途端ベイトがまた動きだす。

しかし、ポイントは一帯干上がってしまっている。

岸から7mほどは水深20cmから1mって感じの泥の緩やかな干潟だ。

ブレイクはその先にある。

ウェーディングしない俺は、せめてあと50cm潮位が上がるまで待たないと釣りにならない・・・・

なんて思ってたら橋の常夜灯の明かりが届くか届かないかってところで、

水深50cm程度のところでも「ボコッ!!」と単発ボイルが起こり

始めた。

潮位低いけど魚はいる。しかもやる気もあるようだ。

本当はsasukeを投げたいがこの有様である・・・・

a0041128_6131156.jpg













早々、komomo130スリムをキャストする。

・・・・・・・・

全く無反応・・・・・・

ローリング77SSSをキャストしてみる。

a0041128_6134013.jpg












着水と同時にロッドを立てて表層早引き。

背中のリップが水面に飛び出てイレギュラーダートするくらい早く引いてみる。

でも、まあ、そんな簡単には喰ってこない。

カラーはチャート系、ナチュラル系ととっかえひっかえ変えて試してみる。

反応無し。

今日は渋い。

というか、ココまでくると偏食してるに違いない。

どんなアクションならスイッチが入るのか?


3:00am過ぎ。

そんな中、橋脚の間で「ガバガバ~!!」と立て続けに二回ボイルがでた。

魚が廻ってきたようだ。

即その地点にローリング77SSSレッドベリーをキャストする。

表層超早引き。

一投目無反応。

即2投目を投入する。

着水後ロッドを立て超早引きすると「ズンッ」と重くなる。

次の瞬間「ゴゴゴゴゴンッ」と力強くアカメ86のティップがもっていかれる。


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!


まんまと喰ってきたぜ。

ヨッシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!


引きは強い!

昨日の69cmとはまるで違うとすぐわかった。

しかし一瞬ふっとテンションが抜けた。



バレた?



ラインを回収する。

いや、まだ大丈夫。バレていない。

手前に向かって走ってきたようだ。

馬鹿め。

お前のいる場所は岸から3m水深50cm程度の地点。

このまま寄せてズリ上げちまうか?

と思った時、テンションを嫌ったのか?自分の境地を悟ったのか突然魚が暴れだす。



「ゴバゴバッ~ドッパ~~ン!!」


と、突然エラ洗い炸裂。


ロッドを左に水平に倒して膝をついてしゃがみこみ次のエラ洗いに備える。


「ゴバゴバッ~ドッパ~~ン!!」


やっぱりまた来た。予想通り。

2回連続の狂ったような豪快なエラ洗い。

橋下の暗闇の中、サイズはよく分からないけど、引きはかなり強い。

しかし、エラ洗いはしのいだ。

アブね~アブね~

フロントフックをST-36に換えてある。

どうやらガッツリ掛かってるようだ。

泥の干潟の岸際までわずか3m。

バレる心配はなさそうだ。と判断。

距離3mをロッドパワーで一気に寄せてズリあげにかかる。

良型そうだが易しい勝負だ。

ドラグもガッチリ締めてある。

ロッドを寝かして中腰のまま二歩下がり一気に引き寄せる。


オリャー


アレ?


寄りませんねん。


アカメ86がキュイ~~~~ンと大きくしなるだけ・・・・


そして「ゴンゴンゴンゴンッ!!」と強烈な引きが・・・


ヌオーーーーーーー!!


思わずグリップエンドに右肘を入れて持ちこたえる。

しゃがんでロッドを寝かしたまま耐える。

耐えるしかできない。

沖へ走るのは食い止めた。

超至近距離から始まるパワーゲーム。

水深50cm未満。魚は下へは突っ込めない。

ってアカメ86はこれでもかってほどブチ曲がりだ。。。

魚は右斜めに逃げ道を選んだ。

しかし、そっちは杭が乱立している。

行かすか~!

でも、魚の本当のパワーはこんなものではなかった・・・・

ジェット噴射のように「ゴンゴンゴンゴ~~~ン」と凄まじい突進。

なんつーパワーだ!!

思わず、必死に曲げていた肘が伸ばされてしまう。


ヌオーーーーー!!


また肘を曲げて寄せようとするが・・・・全然曲げられない・・・・

フガーーーー!!

ロッドはもとより、自分の体の向きまで変えられそうなパワー!

ナンナンダ~オメ~は!?

スーパーサイヤ人か?

俺は一気に未体験ゾーンに引きズリ込まれる。

負けねぞ~!!

こっち向けーーーーーー!!

向いた瞬間ズリ上げてヤルカラヨ~!!

ヌオーーーーー!!

俺は原チャリと綱引きしてるのか???

こんな綱引きじゃフックが伸びちまう・・・・

でも、今はロッドを寝かしたまま片膝を付いて耐えるしか出来ない・・・・

ヌオーーーーーーーー!!

フガーーーーーーーーー!!

スッゲーパワーだ。

昨日の69cm×5。いやそれ以上か。。。

ヌオーーーーーーーーーーー!!


「フッ」


テンション抜けた・・・・

逃げられたな・・・・?

「ハアハアハア」と肩で息をする俺。

フック伸びたか?なんて疑いながらライン回収。

メインラインがスリ切られてる。

杭だな。

また杭かよ。

チクショーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

ナニモンナンダヨ~オメ~!!


まるでW杯ドイツ大会の日本vsオーストラリア戦のようだ。

1-0で辛勝かとおもったが後半残り10分から3発ぶち込まれた気分・・・・

釣りとは掛けるだけがテクではない。

取り込むための的確な判断と行動力も必要だ。

エラ洗いを2発しのいだあと、フックが伸びるのを覚悟で3mをもっともっと強引に引き寄せて

いれば俺の勝ちだったかもしれない・・・・

いや2m寄せただけで相手は身動き出来ない深度だったろう・・・・

敗戦には学ぶことは沢山ある。

夢まであと3mだった。手の届くとこまで引き寄せたはずだったのに。

70cm程度のシーバスならコロコロと手のひらで遊ばせることが出来るロッドを

アソコまで締めこむパワーの正体はなんだったのだろう?

最終日1ヒット、ノーフィッシュ。

こうして今年の俺のチャレンジは終った。






ポチッとお願いします~。
 ↓
にほんブログ村 釣りブログへ
[PR]
by totti68 | 2006-10-11 06:24 | 高知アカメ釣行記